十年以上わからなかったスケールが「1つのペンタを覚える」で急に使えるようになった話
2026-03-05
ギターを始めて十何年。ここまでかかってようやく、スケールってものが初めて使えるようになってきました。
ギターを始めたての頃、先輩に「スケール大事だぞ」と言われまして。素直な私は本屋へダッシュ。
「スケール完全攻略」みたいな、いかにも強そうな本を買って帰宅。
よし、これで今日から俺もアドリブ番長だ、と思ってページを開いたら、指板に黒丸いっぱい。私の頭には「?」がいっぱい。
そのままアドリブが弾けるようになることもなく、気が付いたら干支が一周以上してました。
言葉としてはずっと知ってるし、「大事だよ」って話も何度も聞いてきましたし、知識としてメジャースケールだペンタトニックスケールだみたいなのは覚えてたんですけど、それをどうやったら実践投入できるのかがずーーーーーっと分からずにいたんですよね。
それが今になってようやく。
遅い?いや、これくらい遅い人がいてもいいじゃないですか。俺は晩成型の星になる。
何がきっかけになったか
結局これでした。
「1つのペンタを、ちゃんと覚える」
力技です。ええ、力技です。
自分の場合は Gメジャーペンタトニックから始めました。理由は単純で、その時弾きたかった曲のキーが G メジャーだったからです。
楽譜を買ってきてギターソロのページを開くも、どうも楽譜通り弾かれていない。コピー諦めか……いや、お金を出して買った楽譜を無駄にするわけにはいかぬ。もしかしたらスケールってやつの出番なのでは?との閃きが頭を駆け巡り、とりあえずメジャーペンタトニックでなぞってみようかとなったわけです。
するとどうでしょう、このソロで使われている音のほとんどがペンタトニックにハマるではありませんか!これはラッキーだった。こうなってくるとペンタトニックを覚える機運も高まるというものです。
とりあえずスケールを覚えるためのツールを作り(こちらで公開しています)、Gメジャーペンタトニックを気合で覚え始めます。
ただこのときに、ポジションの形だけじゃなくて、
- ルートがどこにある
- レの上にソが来る、ミの上にラが来る、ソの上にドが来る、ラの上にレが来る
- 2弦と3弦の間で1フレットずれる
の3つのポイントを意識して覚えました。
これをやったら、急に景色が変わったんです。ほんとに。
別の曲をコピーしているときに「あれ、このソロ、ほぼペンタだな」と気づく瞬間が出てきたり。1曲だけでなく、他の曲でも同じことが起こる。もちろん経過音や装飾音は入るけど、基本はペンタ、という見え方です。
これ以降、曲のコピーが急激に楽しくなっています。しかもキーを意識するようになったことで、同じフレーズを別のキーで弾く練習も意味を理解して行えるようになりました。
たとえば元キーがFのフレーズを、Gのバッキングトラックに合わせるために2フレット上げて弾く。そして、これがばっちりハマる。これかと。スケールっていうのはこのためにあったのかと。完全に理解した瞬間です。
まだペンタ以外は全然手を出せていません。でも、何年もわからなかったものに、自分なりの手触りが出てきた。それだけで、ギターがまた面白くなってきました。
- キーを一つ決める
- メジャーペンタトニックをルート意識で覚える
- 既存曲のフレーズをペンタで解釈
- バッキングトラックに合わせたキーで既存曲のフレーズを弾く
今日もゴリゴリ練習していきましょう!