成長は全てを癒す
2026-03-07
ビジネスの世界には「売上は全てを癒す」という言葉があります。
商品やサービスがちゃんと売れているなら、そのやり方はひとまず間違っていないと思えるので、途中で感じていた不安や迷いがかなり小さくなる、という意味で使われます。
これってなんでも同じなんじゃないでしょうか。
自分が今やっていることが正しい、ちゃんと目指すゴールに向かって進んでいると自信が持てれば、迷いが少なくなるし、余計なことを考えずに、目の前のことにもっと集中できるようになる。
音楽の練習も、まさにそうだと思うんです。
自分が毎日積み重ねている練習が、ちゃんと成長につながっていれば、続けられる。
でも難しいのが、音楽の成長ってどうやったら見えるようになるんだろう、というところです。
お仕事ではわかりやすいんです。売上が増えた、来客者が増えた、みたいな分かりやすい数字がある。
でも音楽は、よくも悪くもそう簡単には数字にならない。
だから成長が見えなくて、「自分、こんなに練習してるのに全然うまくならねえな〜」と辛くなっちゃう。
だからこそ、何でも無理やりにでも数字にしていくのが大事なんじゃないかと思っています。
たとえば、これまで弾けなかったフレーズが BPM いくつで弾けるようになった、とか。
曲のコピーなら、昨日は原曲の 80% のスピードでしか弾けなかったけど、今日は 85% までいけた、とか。
1週間前には 3 回に 1 回しか通せなかったフレーズが、今日は 5 回に 4 回通せるようになった、とか。
そういう数字があると、自分の成長を客観的に捉えられます。
よく「才能より継続が大事」なんていろんなところで言われますが、多くの人は楽しくないことなんて継続できない。
その楽しさを生み出してくれるのが、成長の実感なのではないでしょうか。
売上が全てを癒すなら、練習では成長が全てを癒す。
「継続できるのも才能だ」なんて言われたりもしますが、続けられる人ってこういう形で成長を見えるようにするのが得意な人なのかもしれません。
練習がしんどいときほど「どうやったら数字にできるか」を考えてみるといいかもです。
BPM でも、通して弾ける小節数でも、原曲テンポに対して何%までいけたかでもいい。
自分なりのものさしが一つあるだけで、練習を楽しく続けやすくなるかもしれませんよ。