耳コピや作曲で困ったときのコード進行の探し方
2026-03-20
子どもが歌う童謡に伴奏をつけようと、ただ闇雲にあれこれコードを弾いてみる毎日。
メロディは分かる。歌えるし、なんならギターや鍵盤で一音ずつなら拾うこともできる。
「で、これと一緒に何のコードを鳴らせば、ちゃんと曲っぽくなるの?」
これがマジで分からない。
ネットで「コード進行 作り方」と検索すると、親切な記事は山ほど出てきます。
でも読んでいるうちに、
「ダイアトニックコードがどうで」
「トニック、サブドミナント、ドミナントがどうで」
みたいな話が始まる。
そういうのが大事なのは分かるんだけど、こっちはまだその手前で転んでる。
理論がどうこうはとりあえず今は置いておいておき、
「とにかく何も分からないレベルのときに、コード進行の当たりをどうつければいいのか」
を知りたい。
今日はそんなもがき方をしていた過去の自分へ向けたメモです。
そもそもコード進行はどう作られる?
まず、一番勘違いしていたのは、コード進行がゼロから「作られる」というイメージでした。
「コード進行を作る」という言い方のせいで、みんなオリジナルの進行を曲ごとにゼロから発明しているという思い込みがありました。
でも実際はそんなことはなくて、定番進行というものがあると。
そのため、「作る」というより「借りる」から始めるのが王道でした。
丸覚え定番進行
さてではどこから借りてくるかというところで、ここでもやはり最初はある程度の丸覚えが有効でした。
キー C でよく使う進行として、こんなのがあります。
C → G → Am → FC → Am → F → GAm → F → C → GF → G → Em → AmF → G → Am → GC → F → G → CC → Em → Am → GC → Am → Dm → GDm → G → CDm → G → C → Am
実際はキーが変わっても使えるように、こんなローマ数字で覚えます。
I → V → vi → IVI → vi → IV → Vvi → IV → I → VIV → V → iii → viIV → V → vi → VI → IV → V → II → iii → vi → VI → vi → ii → Vii → V → Iii → V → I → vi
ただ自分はローマ数字をパッと見ても判別がつかない人なので、普通の数字で覚えちゃってます。1, 4, 5がメジャー、2, 3, 6がマイナーコード。
1 → 5 → 6 → 41 → 6 → 4 → 56 → 4 → 1 → 54 → 5 → 3 → 64 → 5 → 6 → 51 → 4 → 5 → 11 → 3 → 6 → 51 → 6 → 2 → 52 → 5 → 12 → 5 → 1 → 6
どう覚えるか?気合です。
……というと大変なので、やっぱり楽器を弾いて、その響きと合わせて楽しみながら覚えるのが一番かと思います。楽器を構えて、まずは全部弾いて見ましょう!
最初の一歩は候補を試すこと
定番コード進行を覚えたとしましょう。しかしすぐに壁にぶち当たります。
「定番進行を使いましょう」と言われても、「すみません、それをどう使えばいいのか分かりません」で止まる。私が正にそんな状態でした。
自分の場合、ここで効いたのは、自由に考えるのをやめて候補を絞ることでした。
- まずは定番進行を3つくらい候補に置く(キーの探し方は割愛)
- その中から1つ弾いてみる
- メロディを歌ってみる
- 合わなければ次の進行に変える
- いちばん自然に聞こえるものを残す
これが本当に効果的かと言われたらとっても悩むのですが、でもゼロよりはずっと前に進めます。
実際の曲は定番でない進行も多く、全然合わないこともとても多いのですが、「ちょっと違う」って感覚も大事で、そこから新しい進行を覚えたり、ミュージシャンの個性が見つかったり。
少なくとも、闇雲にコードを押さえて途方に暮れる状態からは抜け出せます。
本当は曲を聴いて、その響きから定番コード進行と紐づけられるようになるべきなのですが、それは次のステップ。
定番進行を覚えたら、次はその響きの違いを耳で覚える段階です。その練習用に、コード進行トレーニングツールを作ってみました。私もまだ練習中で、だからこそ欲しくて作りました。
コード進行の作り方というと、何か正解をひらめく話に見えます。
でも実際は、ほとんどが定番。だからまずは定番の進行と、その響きを覚えることから始めました。
「これは合う気がする」「違う気がする」を少しずつでも増やしていけば確実に前に進めます。
自分もまだまだ道半ばですが、一緒に頑張っていきましょう!