コードチェンジが遅いと感じたときに、最初に見直すべき3つのこと
2026-03-24
ギターを始めると、最初の壁としてよく出てくるのが F コードです。やっとの思いでそこをクリアしたものの、次にぶつかるのがコードチェンジの壁です。
ロックであれば6本のうち2本が鳴ってりゃ何とかなります。私もずーっとパワーコードばかり弾いてましたし今でもパワーコードが大好きです。ただ、色んな曲を弾き出すと、コードチェンジの壁は避けて通れません。
コードを替えるたびに止まってしまったり音が途切れてしまったり、演奏全体がなんだかかっこ悪くなってしまう。
こういうときは「左手が遅いんだな」と思いがちですが、実際には左手の問題ではなかったりします。まずは引っかかりやすいところを3つに分けて見ていきます。
1. 4拍目の裏で指を離す
コードを覚えたばかりのころは、今押さえているコードだけで精一杯で、次のことまでなかなか考えられません。でも、きっちり1小節コードを弾いてから次のことを考えていると、どうしても切り替えが間に合いません。そこで、次のコードに替わる少し前から、頭の中では次の形を意識していたいです。
そして実は、4拍目の裏はコードを鳴らしていないことが多いんです。次のコードの頭がきっちり揃っていれば、4拍目の裏はブラッシングや開放弦を鳴らしてしまっていいのです。プロだってそうしてます。
一度手を放していいと気づけると、コードチェンジはすごく楽になるはずです。
2. 動かす指を最小限にする
コードを替えるとき、毎回すべての指を大きく離してしまうと、それだけで動きが増えます。
実際には、コードによってはそのまま残せる指があったり、少しずらすだけでいい指があったりします。
コード進行に合わせて、どの弦をどの指で押さえるか事前に決めておくことで、意外なほど簡単にコードチェンジができるようになることもあります。
加えて、一度とてもゆっくりやってみると、「この指は残せるな」とか「ここだけ動けばいいな」がさらに見えやすくなります。
コードチェンジは、器用さより先に、動きを減らせるかどうかが大事なことも多いです。
3. 60点でいいから通して練習する
コードを毎回きれいに鳴らそうとして、曲を通す練習になかなかたどり着けなかったりします。これだとモチベが続かない。それに、楽しくないと動きもどんどん固くなっちゃいます。
そのため、最初にコード進行は覚えてしまって、止まらずに最後まで弾けるようになることを優先したいです。多少ぎこちなくても、流れの中でコードチェンジをとらえられると、「曲」としての完成度で振り返れますし、自分が苦手なところも明確になりやすいです。
どうしても通してできないならテンポを思い切って下げましょう!苦しい動きを続けていてもなかなか上達にはつながりません。最初はかなり遅くて大丈夫、むしろ「遅すぎるかな」くらいから始めた方が最終的に速く原曲スピードで弾けるようになります。
メトロノームに合わせてもよいですし、YouTubeルーパー で好きな曲の速度を落として再生してもいいですし。とにかく手を止めずに最後まで弾き切る。弾けたらちょっとだけテンポを上げる。毎日続けていると昨日よりも速いテンポで弾けるようになり、最後は原曲に合わせて弾けるようになります。こうなるとめちゃくちゃ楽しいです!
とりあえず5分でやれること
ここまで読んでやる気が出てきたらギターを抱えて、とりあえず5分だけやってみましょうか。
- 最初の1分は、切り替えたい2つのコードをゆっくり押さえます。どの指が残せるか、どの指をどこに動かすかを決めます。
- 次の2分は、その2つを往復します。決めた指の押さえ方で指を切り替える練習です。
- 最後は、メトロノームに合わせて弾いてみましょう。
まとめ
コードチェンジができないときは
- 4拍の中で次のコードを意識できているか
- 動きを減らせる押さえ方になっているか
- いきなり100点を目指しすぎていないか
このあたりを見直すだけでも、かなり変わることがあります。
ただそもそも、6弦全部が綺麗に鳴らなくたっていいんです。それでも曲は成り立ちますし、続けていけばいずれ勝手に押さえられるようになりますから無理して練習する必要もないんです。
なのでまずは何よりもギターに慣れ親しんで、音楽を楽しんで続けていきましょう!