リズムが走る・もたるを直したいとき、まず整えるべき基準
2026-03-27
ギターでもベースでも、ちょっと慣れてくると出てくるのが「なんか走る」「なんかもたる」という悩みです。
自分では同じテンポで弾いているつもりなのに、録音すると前のめりだったり、逆に少し遅れて聞こえたりする。ちなみに私はつい走ってしまうタイプ。録音を聞き直すとまぁひどいもんです。
そんな悩みを解決するため、まずどこを揃えるといいのかを調査し、自分なりにまとめてみたのが今日の記事です。
メトロノームを常に使う
走る・もたるを直したいなら、基準が鳴っている状態で確認するのが基本です。頭の中だけでテンポを保とうとすると、「合っているつもり」でも少しずつズレていくからです。
なのでまず何よりも最初に全員が必ずすべきことは、常にメトロノームを鳴らして練習することです。どんな練習でもメトロノームはあった方が良いです。
少し気分を変えたければ、リズムマシンのようにもう少し曲に近い基準で練習するのもありです。
どちらにしても大事なのは、基準となるリズムを常に鳴らしておくことです。
チェックポイントを作る
「急がないようにしよう」と思っても、難しいフレーズに入った瞬間に速くなってしまったり、逆に次の音を探していると少しずつ遅れてしまったり。
この原因の一つが、戻る場所がないまま弾いていることです。チェックポイントとなる音や拍、動きをフレーズごとに明確にしていくことが、リズムを保つコツです。
特に最初に整えたいのは、拍の土台です。自分が今どの拍にいるのか分からないまま弾くと、難しい場所で簡単に迷います。逆に、拍が見えていると、少し崩れても戻しやすくなります。
まずは小節の頭など、分かりやすい基準点を弾きながら意識できるかが第一関門です。
毎回崩れる場所を切り出す
曲中の特定の場所だけで走る・もたることもよくあるケースですよね。たとえば、コードチェンジの瞬間、休符のあと、音数が増える場所、ピッキングがややこしい場所。
この場合はリズム感が問題なのではなく、処理量が急に増えて拍を見失っているのかもしれません。
こういう場所を見つけたら、そこだけ切り出し、一度落ち着いて動きを再確認してみましょう。
自分にとって特に効果が大きかったのは、ピッキングのダウン・アップを先に決めることでした。ピッキングの動きを明確に決めた上で、「この小節の最初の音はダウンのはず」「このフレーズのキメはアップのはず」と、ポイントポイントで本当にその通り弾けているかを確認します。この確認を挟むだけでも、右手が勝手に慌ててしまうのを防ぎやすくなります。
そこが安定してから、少しずつテンポを上げていく。拍とピッキングが結びつくと、フレーズの中で迷いにくくなります。
まとめ
走る・もたるを直すときに最初に整えたいのは、気合いではなく基準です。
- 拍の土台が見えているか
- 拍とピッキングが結びついているか
- 崩れる場所を特定できているか
- 難しさをいったん下げられているか
リズムはセンスだけでなく、確認の仕方でかなり変わります。
まずは「基準」を作ること。そこができると、走る・もたるは少しずつ減らせるはずです。